… 2010.07.30 Friday
イメージは大事なのだ
お父ちゃんが亡くなって、お母ちゃんの友達がお母ちゃんにプレゼントしてくれた本「ねこはしる」。
黒猫ランと池の魚のお話。
この本をくれたお友達が「黒猫ランがお母ちゃん、魚がお父ちゃんとして読んでみて」 と勧められたんやって。
とってもいい話やったからあんたも読んでみてとお母ちゃんから渡された。
黒猫ランがお母ちゃん、魚がお父ちゃんと思って読んでな〜!を強調された。
ほんまにいい話しやった。
ジーンときた。
「あらしのよるに」という絵本を思い出したけど、表現方法はこちらの方が好きだ。
とても優しく語り掛けられてるように、物語が進んでいく。
劇でもあるらしく見てみたいなぁと思ったわ。
ただ、黒猫ランがお母ちゃんとして・・・がどうもしっくり来ない。
この自信なさげの純粋なランのイメージと自信満々なお母ちゃんとはあまりにも違いすぎて、お母ちゃんと思って読んでると、思わず『違うやろ!!」っと突っ込みを入れそうになる。
この本のラスト部分を言いたいのはわかるのだけどね。
その事をこっそり、チビスケに言うと
チビスケが「途中からランをばあちゃんとして読むのはやめた」って言うから噴出してしまった。
だけど、手の中にすっぽりと収まる小さな本は、とても優しく愛おしく感じたのは本当!!